こんにちは、 ほなるべ です!
このページでは 全身麻酔で親知らずを抜いた お話をします
私の親知らず事情
まず大前提として、私は歯医者が苦手です。食べ物以外が口に入るのが嫌です…(T ^ T)
そんな私に生えている親知らずとは…。
- 下のみ親知らずが2本
- 両方とも水平埋没歯
…親知らずの中でも手強いタイプでした。
絶望してたね…
一般的に親知らずは下の方が痛い、血が出る
さらに埋没歯となると神経に触っている可能性があるため痛いと言われています。
私には絶対できない!!!
そう思っていました。
親知らずを抜くことになった経緯
そもそも私が歯医者に行ったのは、奥歯の方が痛かったからなんです。
かかりつけの歯医者さんに見てもらうと、奥歯の中が虫歯になっていると言われ、
当時、今よりも歯医者が苦手だったので紹介状を書いてもらい、麻酔のできる大学病院で診察を受けました。
そのとき先生に、「虫歯だね」と言われた後、親知らずが下の方に生えてるね、悪さをしているかもしれないから抜いたほうがいいよと言われました。
その日に虫歯を治療してもらう日を決め、
ついで全然抜くつもりなかったのに親知らずを抜く日までその場で決めることに…。
そう、親知らずを抜くことになったのは
完全に勢いでした。
(後日緊急の患者さんがいるとのことで数週間後にズレ込みましたけどね。)
入院は2泊3日
(虫歯→静脈内鎮静法 全身麻酔の数ヶ月前に治療済み)
親知らず→全身麻酔
全身麻酔は手術前と後に入院しなければならないので、2泊3日の長丁場。
手術前は元気なので病院が暇で暇で…笑
病院内をうろついたり、近くのコンビニ行ったりしていました。
手術当日は食事禁止。
胃に食べ物が残っていて麻酔中にもし嘔吐してしまった場合、意識がないので咳き込んで吐き出すことができず、喉に詰まってしまい最悪 命に危険があるからだそうです。
とはいっても、そんな手術前にご飯をパクパク食べようなんて気にもなりませんけどね笑
食欲湧く人は大物だ!!!
手術1時間前くらいに手術着に着替え、
しばらく後に病室に看護師さんがきて自分の足で手術室まで歩いて行きました。
向かう途中、緊張で死にそうになりました。
「このまま家帰ろっかな」って本気で思いました…。
けど、まぁそこまでいったらやるしかないんですけどね!!!
まな板の上のこい だね!
大人しく手術台にのると、
身体を固定され、
あれよあれよといろんなものをつけられ、
気づいた時には口にマスクをされ、
煙ですごく咳き込みましたが、
その5秒後には記憶飛んでました。笑
意識が戻り始めたとき、
最初息ができなくて焦りました。
すぐできるようになりましたが、体感的にはとても長く感じましたね。
そのときにはもう手術室から移動していて、集中治療室みたいな所で寝ていました。
口に止血するためのティッシュが詰め込まれながら。
意識が戻り息が吸えるようになったと同時くらいに全て吐き出しましたけどね笑
看護師さんも無理ならいいよって言っていた気がします。
苦手な人は苦手だよね。
起き上がってはいけなかったので、ずっと側にいてくれた母親に助けてもらいながら血を飲み込まないようにティッシュに吐き出してました。
ひとりだったら絶対に出来なかったのでとても感謝しています!
親は偉大だねっ!!!
意識が戻ってから40分後くらいに
「もう起き上がって着替えて病室戻っていいよ」と言われました。
そのとき声も出なかったし、ましてや起き上がるなんて絶対無理!と思いましたが、
実際起き上がってみると違和感はありつつも起き上がれるものなんですよね。笑
ゆっくり着替え支えられながら病室へ。
そのしばらく後、普通に食事が運ばれて来ました。(柔らかい軽食)
全部親にあげましたけどね…
私の好きな小さめナッツは食べてました笑
その夜、母親がずっといてくれるものだと思っていたのですが、二十歳を超えていたので面会時間は終わりですと辛辣なことを言われ、その不安で吐き気がきて大変だったのを覚えています。
個室を選択していたのですが、寂しいなら大部屋に行く?って看護師さんに言われました。
「そういう問題じゃないんだよー!!!」
って心の中でめちゃくちゃ叫んでました。笑
(他の人が同じ部屋にいるのは気を遣って疲れるから無理!)
(たしかちょうどその頃、W杯がやっていて患者さんが休憩室で盛り上がっていた気がします笑
人の楽しそうな声って元気出ますよね!)
でも痛みは変わらない…!!!
夜は痛みでぐっすり寝れず、痛み止めを飲める4時間ごとに看護師さんを呼んで薬もらってました。
すごく腫れてたし、熱があったのでしんどかったです。(38.4℃くらいだったと思います)
大変だったね…。
でも熱があっても入院期間がのびるわけでもなく、診察とレントゲンが終わったら予定通り帰れることになりました。
まぁそれが大変で大変で、普通にしているだけでもしんどいのに、口開けて患部を見せなきゃいけないし、一般外来の患者さんがいる時間帯にレントゲン室まで行かなきゃいけないし。
移動している間、
それはもう気持ちが悪くて悪くて…
特別に飛び込みで入れてもらいました。
座って待ってるなんて無理中の無理。
無事診察を終え、帰り支度を速攻でして帰りました。
病院が家から1時間くらいと遠かったので車の中でも死にかけましたが、家に着くと安心感でいっぱいでした( ´ ▽ ` )
その後の戦い
次の日、昨日より顔パンパン。
その後1週間くらい体調不良でした。
熱も41℃超えの日もありました。
その間、固いものは食べずに私の好きなもの、細かく切った蕎麦やおじやを食べたりしていました。
退院してからご飯の匂いがダメで、家族とは別々に食べてたね。
そんなこともあったね!なんでご飯の匂いがダメだったのか今でもわからない…
術後 5日目くらい からは徐々に腫れが引いてご飯も普通に食べれるようになりました。
結局これに関しては
ほんと 日にち薬 ですね!
まとめ
親知らず抜くのは大変ですが、大人になってから抜くと治りも遅くもっと大変なので、出来る限り早く抜くことをオススメします!
また抜いた後の血は絶対に飲み込まず、こまめに吐き出すようにしてください。
飲み込んでしまうとその後が大変になります。(吐き気に襲われる可能性があります)
また私は親知らずを2本同時に抜きましたが、その選択に間違いはなかったと思っています。(あれをもう一回やれと言われると尻込みします…。)
※4本同時は死ぬかもしれませんが、2本同時くらいなら余裕です!
嫌なことはまとめて終わらせちゃいましょう!!!