こんにちは、 ほなるべ です!
このページでは「親和建設 La prochaine HOME」についてお話しします
親和建設には「注文住宅」と「規格住宅」があります。
規格住宅の方を「La prochaine HOME」といい、注文住宅よりも価格がお安くなっています。
私たちは、注文住宅ではなく「La prochaine HOME」に行ってきました!
基本的な住宅性能や私の思う良し悪しを綴っていきます。
基本的な住宅性能
耐震等級(MAX3) | 3 |
劣化対策等級(MAX 3) | 3 |
断熱等性能等級 (MAX 7) | 5または6 |
維持管理対策等級 (MAX 3) | 3 |
断熱性能 UA値 | 0.40w/㎡・k |
気密性能 C値 | 0.4㎠/㎡ |

どの項目においても良い等級を取れてますし、UA値やC値も「1」未満なのでいい感じですね!
※ちなみに注文住宅と規格住宅は構造や断熱は全て同じです
私が思う「La prochaine HOME」の良いところ 7点
① 自社大工による建築
大手ハウスメーカーになると、管理のみハウスメーカーが行い、実際作業をするのは地元の工務店ということも多々あります。しかし、それでは多かれ少なかれ品質に差異が出てしまいます。
これを防ぐために、La prochaine HOMEでは自社大工を育成し、安定した品質を保てるようにしています。
昨今、施工不良などの記事をネットでよく見かけるので、それを防げるのはいいですよね!!!
② 東濃桧を使用
岐阜県東濃地方を中心に産出される桧です。
日本で育っている桧なので、日本の高温多湿な環境に強いといわれています。
高価であり、数も限られることから、東濃桧を使っているハウスメーカーはほどんどありません。
愛知県や岐阜県の地元工務店が一部使用しているという印象です。
※シロアリにも強いといわれますが、さらにホウ酸処理も行っています
※柱には4寸と立派な桧を使用します
③ 超CS構法(コーチパネル)
筋交(柱と柱の間に斜めの木を入れる)や大壁構法(柱と柱の間に面材を入れ釘で固定する)がこれまでの住宅では主流でした。
しかし現在のLa prochaine HOMEは「超CS構法」を採用し、さらに耐震性を上げています。
④ 規格住宅ではあるものの、ある程度間取りの融通がきく
営業さんに間取りの要望を伝えると、近しいものをいくつかピックアップして、次回の打ち合わせ時に持ってきてくださいます。
今もどんどんプランが増えているようなので、理想に近いものが見つかると思いますd( ̄  ̄)
⑤ 選択方式なので選ぶのが楽
何から何まで選べるのが注文住宅のいいところではありますが、あまり時間のない方やそこまでこだわりがない方にはとてもおすすめです。
打ち合わせの時間や回数を抑えることによって、
価格をお安くしています。
とはいえ、
親和建設は規格住宅でも結構お高いですが!!!笑
⑥ 圧倒的な仕様
規格住宅でありながら、他にはないほどの豪華さが「La prochaine HOME」の魅力です。
①桧の無垢床を使用(一部除く)
②壁は珪藻土塗(一部除く)
③鶴弥の屋根瓦を使用
④深い軒(軒天は木目調)
⑤外壁は塗り壁
⑥サッシは樹脂サッシ
「これがピッタリ!」という方には大変おすすめですが、変更はできないため、一部でも気に入らないところがあると難しいです。
⑦ 営業さんがとてもいい人
話しやすい優しい雰囲気を持った方だったので、なんでも気軽に相談することができました。
これまで何人もの営業さんにお会いしてきましたが、勝手に順位をつけるのであれば「2位」です!
・知識の豊富さからくる安心感
・経験豊富だからこそのアドバイスや提案の深さ
・長時間にわたる打ち合わせも苦にならない
・話していて不快にならない など
人生に一度のマイホームを
任せられるなと思えました。



なんだか上から目線になってしまい申し訳ございません。
私が思う「La prochaine HOME」の悪いところ 2点
① 断熱材の厚み
最近の夏の暑さは尋常ではなく、40度を超える日が多くなりました。
外がそれだけ暑いということは、家の中ももちろん暑くなるわけですが、ここで大事になってくるのが「断熱材の素材と厚み」です。
親和建設は2025年4月頃に断熱材など一部リニューアルしてはいるものの一抹の不安を感じました。
<素材>
屋根 | 吹付ウレタンフォーム フォームライトSL 160mm |
壁 | ポリイソシアヌレートフォーム サーマックス 60mm |
1階床 | ポリイソシアヌレートフォーム サーマックス 100mm |
外気に接する床 | 吹付ウレタンフォーム フォームライトSL 115mm |
浴室・玄関・土間廻り | 押出法ポリスチレンフォーム スタイロエースⅡ 20mm |
断熱材の素材は、とても優秀なものが多いですねd( ̄  ̄)
<素材の熱伝導率>
優秀である基準は熱伝導率の値が低いことです↓
下記が使用されている断熱材の熱伝導率です↓
吹付ウレタンフォーム フォームライトSL 160mm ※引用 | 熱伝導率:0.034W/m・k |
ポリイソシアヌレートフォーム サーマックス ※引用 | 熱伝導率:0.020W/m・k |
押出法ポリスチレンフォーム スタイロエースⅡ 20mm ※引用 | 熱伝導率:0.028W/m・k |
しかし、例えいい断熱材を使用していても、厚みが薄ければ、断熱性能の低いものに負けてしまいます。
<素材と厚みによる熱抵抗値>
それは熱抵抗値で表され下記の式で計算できます↓(値が高い方が高性能)
熱抵抗値(㎡・K/w)=断熱材の厚み(m)÷断熱材の熱伝導率(W/m・k)
<La prochaine HOMEの場合>
「La prochaine HOME」の場合は、下記のようになり、屋根断熱がやや不安といった印象です。
平屋の場合は特に重要なので、しっかりと見るようにしましょう!
屋根 | 熱抵抗値 4.7 |
壁 | 熱抵抗値 3 |
1階床 | 熱抵抗値 5 |
外気に接する床 | 熱抵抗値 3.382352… |
浴室・玄関・土間廻り | 熱抵抗値 0.714285… |
<住友林業の場合>
屋根 | 熱抵抗値 6 |
壁 | 熱抵抗値 3 |
1階床下部(浴室・土間除く) | 熱抵抗値 3.6 |
外気に接する床 | 熱抵抗値 5 |
土間等の基礎立ち上り部(玄関等) | 熱抵抗値 0.7 |
土間等の基礎立ち上り部(浴室等) | 熱抵抗値 1.8 |
土間のスラブ上(玄関・浴室等) | 熱抵抗値 0.7 |
メーカーによって項目名が違うため全てを比較することはできませんが、同じ項目名である「屋根」と「壁」と「外気に接する床」の3項目のうち、壁は同じ値でそれ以外2項目は住友林業が上回るかたちとなりました。
② 値引きがない
値引きがないことは、
「値引き前提な価格ではない」ということ。
なので施主には分かりやすくて、 大変良いことなのですが・・・
見積もりをもらったとき「高い!!!」と思ってしまったら、もうどうすることもできないということでもあるのです(T ^ T)
私たちは、延べ床面積28.25坪の平屋を検討していましたが、外構予算300万なども全て込み込みで総額なんと 約4,000万円!!!



目玉がコロコロと転がりそうでした…
これでも規格住宅なので、注文住宅はどうなってしまうことやら(°▽°)
規格住宅といっても、良い点⑥でお話ししたように豪華な仕様になっていることが高額な要因ですので、それらが「理想・こだわり」である方にはおすすめです!
まとめ
我が家のマイホームづくりで終盤まで候補に残った親和建設の「La prochaine HOME」
規格住宅でありながら、豪華な仕様になっているため正直お値段もお高めです(T ^ T)
しかし桧の無垢床にしたい方、珪藻土の壁にしたい方にとってはお安く感じると思いますので、そのような場合はぜひ検討してみてください!
次回は、「実際に15社の営業さんや設計士さんにお会いしてみた!」件についてお話しできたらと思います。
では、また!

